AshiatoLOG Ver.0.16 (2000/09/03 更新)


複数ページを記録できるアクセス解析CGIです。ダミーイメージを使ってCGIを起動することが可能なため、SSIを使用できないページのログも取れるのが特徴。他のCGIからの呼び出しも可能です。 最大の特徴は、それぞれのページがどんな風に見られてるかアクセスパターンを分析できることです。

目次
特徴
利用規定
変更履歴
必要ファイル
ディレクトリ構成
CGI設置
CGI変更
既存ページの変更

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特徴
  • Perlのみで記述されているため、sh、C言語などが利用できない個人のホームページへの設置・運用が可能。(perl4では動作しない場合があります)
  • 同一IPからの一定時間内のアクセスをまとめて記録。複数ページにまたがった閲覧記録が取れます。(クッキーやJavaScriptは使用していません。利用者のIPアドレスが一致し、アクセス時刻が近接している場合に、同一セッションでのアクセスと判断して集計します。)
  • 一度設置してしまえば、記録したいページにダミー画像を貼り付けるだけでOKです。(ダミー画像を貼り付けるためにHTMLを書き換える必要があります。)
  • 別のプロバイダに別室を設けている場合や、ホームページとCGIが別ディレクトリに分かれている場合でも、ダミー画像を使用してすべてのページの総合的な記録をとることができます。(少なくともひとつはCGIの実行できるディレクトリ/サーバーが必要です。不明の場合、契約しているプロバイダにお問い合わせください。)
  • 記録ファイルはCSV形式なので、ダウンロードしてExel等で利用可能(CSV形式:各データがカンマで区切られたテキストファイルExcelなどの表計算ソフトで読み込み、編集、印刷することができます。
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    利用規定
  • フリーウェアです。著作権は放棄しておりません。個人使用に限り、ご自由にお使いください。
  • スクリプトの再配布についてはご相談ください。
  • スクリプトの改造は自由ですが、改造後の再配布はご遠慮ください。
  • コピーライト(著作権表示)は削除・改変しないでください。
  • 当スクリプトの利用により、何らかの問題が発生しても、当方ではいっさい責任を持ちません。
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    変更履歴
  • 2000/09/03 Ver0.16  ページ別アクセス傾向表示追加(
  • 2000/09/03 Ver0.16  同一ページ連続アクセス(再読み込み)では「同一アクセスでのページ巡回数」をカウントしない
  • 2000/09/03 Ver0.16  タイムゾーン指定追加(海外サーバー対応)
  • 2000/09/03 Ver0.16  「リンク先」・「リンク元」と、表示が混乱していたのを「リンク元」に用語統一
  • 2000/08/31 Ver0.16  自己アクセス記録を残さないための自分のアクセスポイントの定義をIPでも可能に
  • 2000/08/31 Ver0.16  自己アクセス記録を残さないための自分のブラウザの定義を数指定可能に
  • 2000/07/06 Ver0.15  ロックファイルと集計データが消滅している場合の手動復活機能。(オプション機能)
  • 2000/07/01 Ver0.15  集計データが消滅している場合の自動復活機能。(ログを記録)
  • 2000/07/01 Ver0.15  ロックファイルが長時間残留している場合の自動削除機能。(ログを記録)
  • 2000/07/01 Ver0.15  記録CGI「accimg.pl」のファイル名を「accimg.cgi」に変更。旧バージョンとの互換性のため「accimg.pl」も残す。
  • 2000/06/12 Ver0.14  ロックファイルが長時間残留している場合の手動削除機能。
  • 2000/06/12 Ver0.14  JavaScriptでリンク元を参照する機能(JavaScript設定必要)。
  • 2000/06/04 Ver0.13  最小表示件数をパーセントで指定可能に。
  • 2000/06/04 Ver0.13  ホスト名取得出来ない(123.456.789.12などと記録してしまう)場合に対処。(IP取得できた場合、一度だけDNSに問い合わせ)

  • ※ DNSの逆引きが禁止されているプロバイダではホスト名取得は出来ません。
  • 2000/06/04 Ver0.13  記録ファイル(CSV形式)にタイトル行付加。
  • 2000/06/04 Ver0.13  リンク元の検索条件を記録しない。(記録する設定も可)
  • 2000/05/20 Ver0.12  サブドメイン別集計を表示。(Ver0.12は非配布)
  • 2000/05/20 Ver0.11  同一アクセスでの登録ページ総閲覧回数を表示。(記録自体は、Ver0.10より行っていた。)
  • 2000/04/16 Ver0.10  配布用に改造。配布開始(2000/05/06)。
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    ◆必要ファイル
     

     以下のファイルが必要になります。設定の仕方は後述します。
     
    ファイル名 内容 パーミッション
    accdata/ 記録ディレクトリ 707
        access.csv 記録データ(空のファイルです) 606
        index.html ダミーHTML(ディレクトリの中身を他人に見られないため) 604
    access/ 実行ディレクトリ 705
        accimg.cgi 記録(&ダミーイメージ出力)プログラム 705
        accimg.pl Ver.0.14以前から使用している人用の記録(&ダミーイメージ出力)プログラム(新規に使用される人はこのファイルは不要です) 705
        accview.cgi 記録表示プログラム 705
        access.pl 記録サブルーチン 604
        accviewsub.pl 記録表示サブルーチン 604
        bar.gif 記録表示プログラム用棒グラフ画像(サンプル) 604
    access/images/ 画像ディレクトリ 705
        homeicon.gif ダミー画像(サンプル) 604

    パーミッションについて
    上記のパーミッションの3桁の数値は全て真中の桁が「0」になっていますが、サーバーによっては下二桁を最下位の数字にそろえる(例えば「705」と書いてあるものは「755」にする)必要がある場合があります。
    専門的にいうと、CGIが「group」のパーミッションで起動される(ホームページ設置者と同じグループIDをホームページを訪問した人に割り当てる)サーバーが該当します。

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    ◆ディレクトリ構成

    圧縮ファイルを解凍すると、以下のディレクトリ構造が出来るはずです。FTPソフトを使って、この構成のままサーバーにアップロードするようにしてください。
    cgi-bin(ディレクトリ)
       |
       |----accdata(ディレクトリ)
       |       |
       |       |----access.csv
       |       |
       |       |----index.html
       |
       |
       |----access(ディレクトリ)
              |
              |----access.pl
              |
              |----accimg.cgi
              |
              |----accviewsub.pl
              |
              |----accview.cgi
              |
              |----bar.gif
              |
              |----images(ディレクトリ)
                      |
                      |----homeicon.gif
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    ◆CGI設置
  • 「accview.cgi」と「accimg.cgi」の1行目のPerlのパスをプロバイダにあわせて書き換えてください。メモ帳(Notepad.exe)などのテキストエディタで書き換えます。プロバイダの設置案内を見ると、「#!/usr/bin/perl」とか,「#!/usr/loca/bin/perl」とかいうような、Perlのパスが書いてあると思います。そのパスにあわせて1行目を書き換えます。不明の場合は、プロバイダのサポート窓口にお問い合わせください。
  • GIFファイル(画像ファイル)以外のファイルはすべてアスキー(テキスト)モードでアップロードして下さい。
  • GIFファイル(画像ファイル)は、バイナリモードでアップロードして下さい。
  • ファイル名はすべて半角、アルファベットは小文字です。
  • 上記「必要ファイル」の表を参考にして、各ファイルのパーミッションを設定して下さい。
  • 次に、記録を残したい既存ページを改造するわけですが、その前に、うまく動作しているか確認します。ブラウザで「http://.../access/accview.cgi」を表示してみてください。
  • 「http://.../access/accview.cgi」の動作が正常であることを確認したら、記録を残したいページを改造して、アップロードしてください。
  • 以上で、運用開始です。改造した既存ページをブラウザでアクセスしたあと、ブラウザで「http://.../access/accview.cgi」を表示して、うまく記録されていることを確認してください。
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    ◆CGI変更
  • 基本的に、Perlのパス以外は設定不要のはずですが、お好みに合わせ、多少の設定が比較的楽に変更できます。主な設定は「accview.cgi」および「access.pl」の先頭部分に入っています。メモ帳(Notepad.exe)などのテキストエディタで必要な箇所を編集します編集が必要な箇所は、それぞれのファイルの中に書いています。
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    既存ページの変更

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    注意 (「ページ別アクセス傾向」について)
    Ver.0.16より、ページ別集計「ページ別アクセス傾向」を表示するようにしましたが、この表示データは完全ではありません。あくまでアクセス傾向の目安とお考え下さい。
    というのは、記録データファイルが巨大になることを防ぐため、同一アクセスで6ページ以上の閲覧があった場合、あしあと記録から直前に閲覧していたページの記録が削除されるようになっているからです。つまり、最初に閲覧したページから5件と、最後にアクセスしたページのみが記録に残り、その間にアクセスしたページは記録から削除されます。
    >INDEX>GALLERY>PROFILE>BBS>LINK>...>INFO
                                     ┗この間のアクセスページは記録に残らない
    削除されたページ別記録数は「ページ別アクセス傾向」に「...」という項目で表示されます(サンプルページ参照)。これも、あくまで目安です。
    (「...」記録数 = 「あしあと記録から削除されていないページ別アクセス数」を「同一アクセスでのページ巡回数」から引いた値の総計)
    出来るだけ正確なページ別アクセス数を記録したい場合は、「access/access.pl」ファイルの以下の行の'5'をもっと大きな数値に変更してください。
            #同一アクセス内のあしあとパターンの最大記録件数
            #(必ず'2'以上を設定してください)
            $reclim = '5';
    また、同一アクセスで同じページを繰り返し訪れても閲覧回数は一回と数えるように(INDEX>PROFILE>INDEXと閲覧してもINDEXの閲覧回数を一回と数える)設定されていますが、それも数え上げたい(INDEX>PROFILE>INDEXと閲覧したらINDEXの閲覧回数を二回と数える)場合は、「access/access.pl」ファイルの以下の行の「$strong = 1;」を「$strong = 0;」に変えてください。
            #「$strong = 1」の時は同一セッションで同じページに複数回アクセスがあっても記録しない
            #(pageA→pageB→pageB→pageAとアクセスされたら、">pageA>pageB"と記録する)
            #「$strong = 0」の時は別ページのアクセスを挟んで同じページにアクセスがあったら記録する
            #(pageA→pageB→pageB→pageAとアクセスされたら、">pageA>pageB>pageA"と記録する)
            $strong = 1;
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    用語解説


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